【2.フリーランスへの転機】

私はかつて夜勤専門の仕事をしておりそこで出会った今の旦那さんと結婚し出産をしました。

出産をきっかけに夜勤勤務は続けられないと考え退社を決意、転職活動を視野に入れて育児の時間を過ごしました。

 

育児休業から復帰するその年はちょうどコロナの1年目。

感染症への対策や対応などがまだ不確定で、TVからの情報収集が耐えない時期でした。

入園先は決まっていたものの、ちゃんと入園できるのかどうか、むしろ登園させてもいいのかどうかさえ悩む事になり、

そうなってくると自分の転職活動もどうすればいいのかわからず、お金の不安を感じながらどうにか進めいきました。

 

案の定、入園して1ヶ月後に保育園が休園になり転職活動を休止せざるを得なくなりました。

幸い、1ヶ月ほどで開園されましたが、

その時はどのくらい閉園が続くのかもわからなかったので、転職活動をしても就業できるタイミングが分からず思うように活動できなかったり、いつまた閉園になるのか分からない、子供や自分がコロナに罹ったらどうしようと不安を感じながらの活動を続け、なんとかフルタイム勤務で働ける職場を見つけることができました。

 

ですが、そう簡単には定着することができず。

いわゆる保育園の洗礼を浴び、

原因不明の子供の体調不良やワンオペ育児・夜間授乳・フルタイム勤務での疲れが自分自身にも降りかかり、体力的にも精神的にも崩壊してしまいました。

 

働かなければいけないのに仕事に行けない状態が2ヶ月ほど続き、

結局仕事はクビになりました。

 

実は、そんなことが1年間続き入園1年目は3つ仕事をクビになったわけです。

 

まだコロナはいつ落ち着くのかわからないこの時に、

”自宅で働けないか”と考えるようになり、物販に挑戦してみたり起業・副業について勉強し始めました。

 

運よく在宅勤務で事務員ができる社員を募集していると声をかけていただき、

晴れて在宅ワークデビューを果たすことになります。

 

そこで私はマーケティングやアカデミー運営について学び、オンライン上で仕事をする方法を知ることができました。

私がフリーランスになれたのもこの経験があったからこそだと思っています。

 

しかし、理想とは違うと感じる部分も多く、

時短勤務ではあったものの結局残業三昧。仕事とプライベートの時間が曖昧だからこそ時間は作れてしまうわけです。

また、出社する会社とは違い人の目がないため残業するということが厳しく取り締まられており、残業代は出ず。園が休みの長期休暇中に人手がないため自分だけ出勤の日があったり、業務終了後に仕事の連絡が来たり、寝かしつけした後にも仕事を頼まれたりして常にスマホとPCを見ている状態が続き、あまり自分が理想としている働き方には程遠いなと感じました。

そんな中、私がフリーランスに転職しようとしたきっかけは、子どもの体調不良時に病院に連れて行ってあげられない状況ができたことです。

子供が体調が悪いため欠勤したいことを告げたのですが、やはり仕事分担的に変わってもらえる人がおらず早退という形で引き継ぎ作業をしていました。

しかし、その間も息子は隣で嘔吐したり下痢をしたり、熱が出て大泣きして抱っこをせがんできて、、、

当たり前ですが、仕事をしていられる状況ではなかったんです。

今になれば、その業務もやり方を変えれば私が出なくてもいい方法は他にあったのですが、その時は私もパニックで言われるがままにこなすことしかできず。

仕事を終わらせなければいけない焦りと子供への心配や対応で、自分がいっぱいいっぱいになってしまいました。

子供を優先するために在宅で働いたのに、子どもの体調不良時に病院に連れていけないなんて、私は母親失格だとすごく落ち込み。。

在宅ワークにも限界があるのだと感じました。

自分の思い通りに働くためには、自分で権限を持つ、つまり経営者か相応の立場にならないといけないと気づき、そのためにはやはり会社に属していては変われないと考え、フリーランスまたは起業という道を目指すことになります。

 

しかし、実際にフリーランスで働くことはやはり簡単ではなく、

会社を退職して半年間は収入がないまま過ごすことになります。

 

では私はこの後どうやって人生が好転するようなフリーランス生活を送れるようになったのか?

次回お話ししていきたいと思います。

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